2024年11月30日、医師であり政治活動家の田淵正文氏(66歳)が、公職選挙法違反(買収)の疑いで警視庁に逮捕されました。彼は同年10月の第50回衆議院議員総選挙で東京都第26区から無所属で立候補していました。
田淵正文氏のこれまでの歩み
田淵氏は医師としてのキャリアを積む一方、政治の世界にも積極的に関与してきました。しかし、その道のりは平坦ではありませんでした。
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医師としての経歴
• 1958年:岡山県岡山市に生まれる。
• 1984年:東京大学医学部を卒業。
• 1991年:中目黒消化器クリニックを開設し、院長として診療を行う。
政治活動の経歴
• 2016年:京都府第3区補欠選挙に無所属で立候補するも落選。
• 2017年:第48回衆議院議員総選挙に希望の党公認で立候補するも落選。
• 2020年:目黒区長選挙に日本維新の会公認で立候補するも落選。
• 2021年:第49回衆議院議員総選挙に日本維新の会公認で立候補するも落選。
• 2024年:第50回衆議院議員総選挙に無所属で立候補するも落選。
過去の疑惑と問題
田淵氏はこれまでの活動の中で、いくつかの疑惑や問題に直面してきました。
診療報酬の不正請求疑惑
2021年、田淵氏が院長を務めるクリニックが診療報酬の不正請求や不当診療の疑いで、関東信越厚生局と東京都の合同監査を受けました。
選挙スタッフの服装が物議
2024年の選挙期間中、田淵氏の選挙スタッフの女性が露出度の高い服装でビラ配りを行い、SNS上で大きな話題となりました。
まとめ
田淵正文氏は医師としての経験を活かし、政治の世界で活動してきましたが、度重なる選挙での落選や不祥事により、その道は困難を極めています。今回の逮捕により、彼の今後の活動に大きな影響が及ぶことは避けられないでしょう。