森昌子さんといえば、昭和の歌謡界を代表する歌手のひとり。しかし、彼女の人生は決して順風満帆ではありませんでした。2006年の芸能界復帰後、更年期障害や病気に苦しみ、極限状態の中で「身投げ」まで考えた壮絶な過去があったのです。
今回は、森昌子さんが語った身投げを考えた理由、そこから立ち直るまでの道のりを詳しく紹介します。
更年期障害に苦しみ「身投げ」を考えた過去
2006年、約20年ぶりに芸能界復帰を果たした森昌子さん。しかし、その直後から重度の更年期障害に悩まされるようになりました。
主な症状は以下の通りです。
• 慢性的な疲労感
• 不眠
• 食欲不振
• 嘔吐やめまい
• 深刻なうつ状態
特に「うつ」の症状がひどく、家では誰にも会いたくない、何もしたくないと感じる日々が続いたそうです。カーテンを閉め切った暗い部屋で、一日中座り込んでいたこともあったといいます。
そんな中、ある夜、月を見てふと「身投げ」をしようと思ってしまったそうです。マンションのベランダに立ち、吸い寄せられるように飛び降りようとした瞬間、「ダメだ!」と我に返り、踏みとどまることができました。
子宮筋腫・子宮頸がんとの闘い
更年期障害に加えて、子宮筋腫や子宮頸がんという病も発覚しました。
• 子宮筋腫 → 大小合わせて50個以上の筋腫が見つかる
• 子宮頸がん → 早期発見されるも手術が必要に
再手術や再発への恐怖に押しつぶされそうになり、「もうダメかもしれない」と思ったこともあったそうです。
しかし、手術を受け、治療に専念することで、少しずつ命の大切さを再認識するようになりました。
『徹子の部屋』で語られた壮絶な過去
テレビ番組『徹子の部屋』に出演した際、森昌子さんは**「身投げ」まで考えた過去**を赤裸々に語りました。
視聴者からは、「まさかそんな苦しみがあったとは…」「森さんの言葉に救われた」と多くの反響が寄せられました。
まとめ|森昌子が伝えたい“命の大切さ”
森昌子さんは、更年期障害や病気に苦しみ、「身投げ」を考えるほどの絶望を経験しました。しかし、その困難を乗り越え、今では**「生きることの大切さを伝えたい」と歌を届け続けています。**
「もうダメだ…」と思っている人がいたら、森昌子さんの経験が少しでも希望につながればと願います。